年齢に合った磨き方で効果的にむし歯を予防しよう
乳歯のむし歯は永久歯の健康状態にも影響しますので、永久歯同様、むし歯にならないよう、しっかりと守ってあげる必要があります。
子供の歯は年齢に応じて生え変わりによりお口の状況が変化していきますので、その年齢に合った歯磨きの方法、注意点を押さえておきましょう。
年齢別歯磨きの注意点
■ 乳歯の前歯が生えてきたら前歯が生えて来たら、最初はガーゼや綿棒でふき取ることから始め、徐々に赤ちゃん用の歯ブラシで磨いていきましょう。上の前歯の歯磨きの際に、上の唇の裏側から歯茎に伸びているヒダに歯ブラシが当たると、痛くて歯ブラシを嫌がる原因になりますので、ヒダの部分に当てないよう気をつけましょう。 |
■ 乳歯の奥歯が生えてきたら奥歯は前歯と違って溝に汚れが溜まるため、奥歯が生える時期には歯ブラシでしっかりと磨けるようにしておきましょう。また、歯ブラシ嫌いにしないために、歯磨きの時には歌を歌いながらなど楽しい雰囲気づくりをしていきましょう。 |
■ 2歳〜4歳くらいまで歯磨きを自分でもやり始める時期です。歯ブラシをくわえたまま転倒するなどの事故が起こりやすくなりますので、歯磨きの時には目を離さないようにしてください。歯磨きは朝夜の2回は最低行いましょう。 |
■ 5歳〜7歳くらいまで永久歯の生え変わりが始まります。特に6歳くらいで生えてくる6歳臼歯は、むし歯になりやすいため、親御さんが仕上げ磨きをしっかりと行うようにしましょう。 |
■ 学童期小学生の時期は常にどこかの歯が生え変わっています。乳歯と永久歯が混在している状態は、歯磨きがしづらく、磨き残しが出やすいため、小学校高学年くらいまでは仕上げ磨きをしてあげることをおすすめします。 |