歯磨きは、いつやるのが重要なのか?
歯磨きは1日に2回か3回くらい、という人が多いのではないでしょうか。それは大変素晴らしいことで、ぜひ続けていただきたい習慣です。 ですが、大抵の人は歯磨きを1分か2分くらいで「サーッ」と終えてしまっているようです。
このような歯磨きは、あまり効果的ではありません。
歯磨きのポイントってなに?
実は歯磨きは単に回数を多くやっても意味がありません。
虫歯や歯周病を予防する上で忘れてはならないのが、「きちんと汚れを落としきること」。
そしてその汚れをしっかりと落とすタイミングというのがとても重要になってきます。
詳しく見て見ましょう。
一番大事なのは「夜寝る前」の歯磨き
歯磨きで一番大事なのは「夜寝る前」の歯磨きです。
夜寝る前の歯磨きさえしっかりとできていれば、歯磨きは1日に1回でも虫歯や歯周病を予防することはできるのです。
それはなぜかと言うと、虫歯や歯周病というものは就寝中の唾液の分泌が落ちている時に一番発症しやすく、進行しやすいからです。
1日に3回磨き残しだらけよりも、1日に1回、夜寝る前に時間をかけてじっくりと隅々まで汚れを落とす方がよっぽど効果的というわけですね。
ちなみに歯の汚れを隅々まで落とすためには10分〜15分ほど必要だとされています。鏡の前で10分以上だとちょっときついかもしれません。
そんな場合にはお風呂に入りながら、テレビを見ながら、でも構いません。
夜寝る前に時間をかけて丁寧に磨く習慣をつければ、朝や昼に行う歯磨きは短くても大丈夫です。