働く世代の歯周病予防
働きざかりのあなたへ…
歯を守るためのポイント
歯は「会話」や「食事」には欠かせない器官のひとつですが、失ってから初めて歯の大切さに気づく方が多いようです。いつまでも自分の歯で過ごすため、毎日の生活を見直してみませんか。 |
進行した歯周病患者の口腔(68歳 女性)
写真提供:愛知学院大学歯学部歯周病学講座 三谷章雄教授
一度歯周病が進行するとなかなか止まらず後悔することに…
早期発見と早期治療で未来のあなたを変えましょう!
トピックス① 定期的な歯科受診と医療費
49才以降で医療費は下回る!
歯科医院で年2回以上、定期的に歯石を取るなどの行動をしている人では、そうでない人と比べて、医療費(医科・歯科)が低く、高齢になるほどその差が広がる傾向があることが報告されています。 65歳では、 |
歯周病とは
歯科病は、口の中の細菌(プラーク)が引き起こす、歯の周りの炎症性の慢性疾患です。
歯と歯肉が接する部分には、健康な状態で1~2mm程度の溝があり、歯肉の接着がはがれて深くなった状態を“歯周ポケット”といいます。歯周病が進行し、歯周ポケットがさらに深くなると、歯を支えている骨が溶けていき、最終的には歯を失うことになります。
10年後、20年後の人生を選ぶのは
‟今”のあなたです
トピックス② 歯周病と全身疾患
口の中の細菌(プラーク)が 全身に影響します! プラークは、口から体の中に取り込まれ、全身に様々な影響を及ぼします。 糖尿病を始めとした全身疾患との関連が明らかになってきています。 |
定期的な歯科検診を受けましょう
かかりつけ歯科医を持つと
こんないいことが!
- あなたの健康状態や治療状態や治療経過を把握して適切なアドバイスを受けられます。
- セルフケアでは十分に清掃できない部分もプロフェッショナルクリーニングによりケアし、
歯周病の予防と維持ができます。
お住まいの市町村が実施する
“歯周病検診”もご利用ください。
※市町村により対象年齢が異なります。
お口の治療の受け方を見直しましょう
このサイクルは、削ったり抜いたりする歯が無くなるまで繰り返されます。
この繰り返しをされている限り、いつまでも健康な歯を保つ事ができます。
治療を行うにしても、早期発見・早期治療ですので、最小限の治療ですみます。
歯の清掃状態と検診
歯のクリーニングにより清掃状態は良くなります 定期検診により良い清掃状態が保たれます |
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定期検診を受診されないと清掃状態は悪化し続けます |