甘いものを食べると虫歯になる、というのはみなさんご存知だと思います。でも、甘いものを完全にあげない、というのはなかなか難しいですよね。
おやつには虫歯の危険度が高いもの、それほど高くないものがあります。また、いつ、どのように与えるか、というのも虫歯のかかりやすさに関係してきます。
虫歯になりやすいおやつ
おやつを虫歯の危険度で見てみましょう。
■ 虫歯危険度(大) 飴、ソフトキャンディ、キャラメル、ヌガー、グミ、 ガム(シュガー入り)、ジュース、清涼飲料水、 チューブ入りアイス、チョコレート |
■ 虫歯危険度(中) ビスケット、クッキー、ウエハース、カステラ、かりんとう、 ケーキ、ゼリー、アイスクリーム |
■ 虫歯危険度(小) 乳製品、野菜、果物、せんべい、スナック菓子、おにぎり |
虫歯の危険度が高いおやつというのは、糖分を多く含み、お口の中に長くとどまるもの、歯にくっつきやすく、残りやすいものです。糖分が少ないものほど、そしてお口の中に残りにくいものほど、虫歯はできにくくなります。
おやつの「与え方」にも注意!
おやつの与え方にも注意が必要です。
むしろ虫歯予防で一番大事なのは、おやつの与え方と言っていいでしょう。現に、甘いものをほとんど食べないのに虫歯になってしまう子供もいます。
甘いものをたくさん与えるよりも、おやつをだらだらと、時間を決めずに与えるのが、一番歯にとっては良くありません。
おやつの与え方としては、次のことに気をつけましょう。
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おやつは3歳までが1日に2回、それ以降は1日に1回が目安です。
食べ物が頻繁にお口に入るほど虫歯リスクは高まりますので、その点に注意をするとよいでしょう。