当医院導入のレントゲンは低被ばくで安心です。
当院では低被爆で安全な装置を使用して、
①CT撮影
②矯正用セファロ撮影
③パノラマ撮影
④デンタル撮影
を実施し、正確な診断に努力しております。
放射線被爆による影響
臓器 | 影響 | しきい値(mSv) |
---|---|---|
精巣 | 一時的不妊 永久的不妊 |
150 3,500 |
卵巣 | 不妊 | 2,500〜6,000 |
水晶体 | 白内障 | 5,000 |
骨髄 | 造血機能低下 | 500 |
胎児 | 奇形発生 精神遅滞 |
100 120〜200 |
診療行為で被爆する実効線量
部位 | 実効線量(mSv) | 胎児の被爆線量(mSv) |
---|---|---|
1年間の自然放射線 | 2.4 | |
胸部直接撮影 | 0.13 | 0.01以下 |
腰椎撮影 | 0.78 | 0.35 |
胃透視 | 4.15 | 0.22/分 |
CT(頭部) | 1.09 | 0.005以下 |
歯科標準撮影 | 0.0163〜0.0391 | 文献はありませんが、左の数値より照射部位が離れているので小さいはずです |
歯科パノラマ撮影 | 0.0399〜0.0436 | 同上 |
※実効線量:放射線にはいろいろな種類があり、種類によって人体への影響は違うので、放射線の人体に対する影響の程度を考えて定められた単位のこと。
※歯科標準撮影:局所を写す小さいレントゲンです。
※歯科パノラマ撮影:顎全体を写す大きいレントゲンです。
上の表を見て明らかなように、歯科治療に用いるレントゲンで被爆する量はかなり低いのがおわかりでしょう。 人が1年間に自然に受けてしまう放射線量と比較しても一目瞭然です。 胎児への影響も100ミリシーベルト以上からです。 また、照射部位が子宮から離れており、直接子宮方向へX線が向くことがほとんどありませんし、更に厚さ0.3ミリの鉛入りの防護エプロンでは1/100程度にX線を低減するので、まず心配はありません。